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15.02.10

andyhouse 堀江裕介の トレデュニオン的コダワリの逸品 NO.009 ドリスヴァンノッテンのエスニック・ストール   DRIES VAN NOTEN

『信頼というのは、同じ事を変わらずに繰り返すということ』


先日、遅ればせながらの冬休みを利用して、奈良へ行ってきました。

平城京遷都1300年ということもあって、今年中に一度は行っておこうと思っていたのですが、たまたまと言うか、運良くと言うか、「ナラルリエ」なるものが開催されていて、” せんと君”や”ミス奈良”にも会うことが出来ました。

そして、夜間拝観されていた、東大寺の大仏さんに逢ってきたのですが、、、

東大寺の大仏には、おそらく小学校以来の再会だと思うのですが、やっぱり変わらず其処に居てくれる、という安心感が。

1000年を超える時間のなかで、数え切れない人々が、同じ安心感を感じたとおもうのですが、その時間がやはり、大仏さんの『信頼』なんだなぁ、と深く思いました(この年齢で、 ”鼻の穴(柱に開いている穴)”に通ることが出来たのも、嬉しかった)。


ドリスヴァンノッテンのエスニック・ストールも、インド生産のハンドメイドで、デビュー以来から続けられている、ドリスの定番アイテム。

それも、やはりドリスヴァンノッテンの信頼です。



京都アンディハウスの、メンズ・クラシック部門のセレクト店である「Trait d’union」スタッフ・堀江裕介が、リアルな実体験から、これぞ、という逸品を選んでご紹介する「トレデュニオン的コダワリの逸品」です。

 
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ドリスヴァンノッテンの巻き物は、巻いておくだけで、確実に<オシャレ>だと思わせられる、絶対的なアイテム。

いままでも、繰り返し、感じていたことなんですが、その存在感、他のブランドには無い独特の雰囲気。

それは、どんな服装をしていても、巻いていて違和感もなく、全体が雰囲気良くまとまり、オシャレに見えさせているのです。



思えば、エスニックというものには、本質的な美が含まれており、ブランドにかかわらず、その美しさで、多くの人々を魅了してきました。

ドリスヴァンノッテンは、そのエスニックを、誰よりもいち早く、ヨーロッパのモードファッションに取り入れてきたのです。



ドリスヴァンノッテンは、流行やコレクション・テーマに関係なく、インドでのハンドメイド・スカーフを作り続けています。

それは、一つは、職人の雇用の安定の為。

職人の雇用が安定すれば、多くの職人がより技術を向上し、安定した品質の物造りにつながります。

そして、そのまま、我々へと、提供されるアイテムへの信頼感になっているのです。



毎シーズン、新しいオリジナルの柄・プリントを生み出し、単なる定番としてだけでなく、シーズン毎に新たな魅力で惹きつけてくれるアイテムを創り続けるのは、本当に並大抵のことではないと思います。

しかし、続けること、それこそが、何よりにも勝る絶対的な『信頼』としてあるからこそ、ドリスヴァンノッテンのエスニック・ストールは他には無い、魅力があるのでしょう。



そうやって、長年取り組まれてきた、ドリスヴァンノッテンのエスニック・ストールは、もはや、ブランドの一つのアイテムという枠組みを超えて、唯一無二の、必殺オシャレ・アイテムになっているのです。



ドリスヴァンノッテン自身、「続けていくこと。それだけが、このビジネスを延命させる手段」と語っています。

思えば、当社で一番永く続いているブランドも、ドリスヴァンノッテン(15年以上!)。

デフレで不況、消費も行き過ぎてエコが叫ばれる、この時代に、”続ける”ことほど難しいものはありません。

しかし、「最後に生き残るもの、それは、それをやり続けたもの」なんです。

 


ただ単に繰り返すのではなく、繰り返すたびに洗練されないと、何事も続くことは出来ません。

そして、その継続の時間こそが、『信頼』へとなっていくのでしょう。



ドリスヴァンノッテンのストールには、これからも、魅了されつづけそうです。

2010年の春の新作も入荷してきております。

どうぞ、お楽しみに!


DriesVanNoten エスニック・ストール ¥18,900.〜




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