以前に「コダワリの逸品」でもご紹介しました、マッキントッシュ。
もはや説明不要の、スコットランドのゴム引きコートです。
元々は独自のゴム引き生地を使用したコートで名を馳せる、コートの専業メーカーとして、
そして、今でも続く、他社とのコラボレーション・Wネームでも大変有名です。
そして、今作は、数あるコラボの中でも暁光の、エルメスが発注した乗馬コートの完全復刻モデル。
まさに、マッキントッシュの中のマッキントッシュ。
マッキントッシュの王と言ってしまえるコートですよ。
ベーシックなステンカラータイプのコート。
生地は従来のラインよりもオンス・厚みがあるので、大変しっかりしています。
細身でシュッとしたラインは、ビジネス・フォーマルからドレスダウンまで、全く問題の無い汎用性です。
そして、別注の乗馬コートだけの、様々なポイントがあるのです。
ポイント1
襟部分がコーデュロイに切り替わっています。
シックで何の変哲も無いステンカラーコートに、ほんの少しのエスプリとして、乗馬の土臭さを入れる。
これだけで、グッと大人な印象になります。
ポイント2
内側の裾には、乗馬時に裾がバタつかないために、脚を通すストラップベルトが、高級感あるバックルと共に鎮座。
これは、コートを脱いだ時、コートを掛けて置いたときなどに、見せないで魅せるという、真のカッコよさがあります。
勿論、愛馬に乗る時には脚を通しちゃってもOK。
ポイント3
バックのセンタープリーツは腰位置まで深めに入っています。
勿論動きやすさもありますが、深めに入っている為上半身が圧縮され、下半身特に脚が長く見える視覚効果も。
さらにプリーツ部分に当て布も施され、開いてしまって風が通る、なんてことも無しです。
ポイント4
そして、何と言ってもこの取り外し可能のライニングです。
表面のシックさに、真のオシャレとして、センス溢れる内側のライニングです。
ウールのブランケットを使用し、マッキントッシュでは難題だった、コレ自体の暖かさもあります。
取り外しも可能なので、中に着るものやシーン、スプリングコートになど、めちゃめちゃ融通が利きすぎるほどに利くんです。
たしかに、何個も何個も現役で使うマッキントッシュ・コートは必要ないでしょう。
それだけに、一つ持っておくなら、、、コレは完璧です。
王道であり、至高の、究極のマッキントッシュ・コートです。
MACKINTOSH hunter ¥173,250.