昨年の11月に発売しました、<N.G.R.>とのコラボレーションシューズが、奇跡的に再リリースにこぎつけました。
とは言え、予約オーダーの末に、足数の限られた限定リリースではありますが。。。
大量生産が不可能な、特殊なソールを使用した NGR のシューズは、1足1足、丁寧に仕上げられ、革靴 と スポーツシューズ、それぞれのノウハウを持つデザイナー名倉氏にしか作れない、他には無い構造のシューズと言えます。
今回の別注シューズは、僕自身も相当の思い入れがあって、完成次第着用する予定でしたが、まさかの即完売!(嬉しい悲鳴ではありますが。。。)
それゆえ、最初のリリース時に予約された方の分を仮着用して、代わりに急遽追加でオーダーを取ることにしたのです。
ただ、皮革の手配がタイミング次第となりますので、追加できたのは他のご予約の方の分を合わせてほんの数足。
足数限定リリースとなりますが、是非チェックしてください。
当 different では、3度めとなるN.G.R.別注シューズですが、今回はより一層、ウチならではのオーダーができました。
基本的には、「 N.G.R. 」が持つコレクションの中から、モデルをチョイスし、さらに素材や諸々を、僕の我儘別注で対応してもらったコラボレーションになります。
僕がイメージしたのは、、「 マルニ 」や 「 プラダ 」 が持つ モード かつ ポップ なエッセンス、「トリッカーズ」や「オールデン」の普遍で不変な伝統性、それに 「ジョンムーア」や「ミハラヤスヒロ」のような個性、それらを融合させた靴。
でしたが、かなりイメージ通り、いや、想像以上の出来に、大変満足しています。
NGR らしい、革靴とスニーカーのハイブリッド・重厚かつ軽やかな靴・完全ハンドメイド という機軸をベースに、different らしい 「モードとトラッドの融合」・「カッコイイとカワイイの相反する要素」・「他とは違うオリジナリティ」 というところを突き詰めたシューズになったと思います。
N.G.R.
【FBD3 for different exclusive】
Construction : Hand sewn welted W
Leather : Italian Vegetable tanned leather
Color : Navy × Tabacco
¥70000 +税
NGR の ウィングチップの基本形を、コンビネーションカラーにカスタムオーダーした、「FBD3」。
ネイビー×ダークブラウンのモードな切り替えが、クラシックなウイングチップと融合し、現代的なイメージを持つシューズになりました。
伝統性を感じさせるクラシカルなアッパーに、重厚かつ軽やかな EVA anatomical midsole を配した NGR の専売特許的な構造。
カッチリしていながらも崩している、革靴ともスニーカーともつかない、本当に他所にはないシューズです。
N.G.R.
PTD for different exclusive】
Construction : Hand sewn welted W
Leather : Italian Vegetable tanned leather
Color : Tobacco × Navy
¥63000 +税
外羽根プレーントゥのシンプル・シックなシューズをモディファイした「PTD」。
今回のモデルでこだわったのは、素材の切り替えによるコンビネーションなんですが、こだわったのは、色の配色だけとは違いますよ。
Italian Vegetable Tanned Leather のNAVY と TOBACCO BROWN を、しかもそれぞれシボ加工とシボ無しのスムースレザーとを使い分けて切り替えてるんです。
コレには相当に我儘を言いましたね。
贅沢な革の使い方になるんで、中々に大変なんですよ。
それでも、我儘通してやっちゃいましたけどね。
両モデルとも、コンストラクションは 絶対の グッドイヤーウェルト。 そして、1から100までの完全手作業で作られるシューズですからね。 納得の ハンドソーンウェルトです。今回は箱に「MAKOTO NAGURA」の名前入ってます。
1〜100までの完全ハンドメイドは、既製靴では普通ありえないですからね。
名倉さんが独りでやってるからこそ可能なスタイルだと思います。
最近よく思うんですよね、モノをたくさん売るってことの限界を。
Parisでも東京でも、「さぁ、買いなはれ。」って具合にどーんと陳列された服・物にどうにも食指が伸びない、と言うか格好良く見えない。
それよりも、少ないながらに、存在感と個性を持ったモノに、興味が惹かれるんですよね。
それは、ハンドメイドであったり、リメイクであったり、ヴィンテージであったりの、いわゆる人の手の入った、それ以外で在り得ないモノということ。
今は特に、そういった方向に、僕自身シフトしているので、この NGR のシューズはまさに、そのコンセプトを具現化したシューズになると思っています。
約3ヶ月履きこんだ、僕自身の私物 NGR です。
かなり味ってますね。
実際、この間の Paris出張 もコレで歩き倒してたのですが、やはりソールの返りが良いですから、だいぶ助かりました。
自分自身の定番として、ほぼほぼ毎日履いても全然テンション下がりませんし、むしろどんどん味ってゆくので逆にテンション上がる感じ。
立体形成されたインソールも、すっかり自分の足型に沈みきってますから、これはもう ”専用” 靴のようにスペックが3倍に感じられるほどです。
まぁ、ファッションの中でも、靴はとりわけ道具の要素が強いですし、そして独自の造形美がありますからね。
男子としては、絶対に譲れないアイテムだと思うんです。
このシューズの成長は、今後もレポしていきたいですね。
In Paris
24th.Jan.2015
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different KYOTO by ANDYHOUSE
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