「ハンカチは、少年を大人にし、そして大人を少年にする」
もはや、日本を代表するハンカチブランドの1つと言える、「H TOKYO」。
デザイン、生地、縫製・・・、全てに拘られたそのハンカチで手を拭くと、なんだか贅沢な気持ちになれます。
取り扱いから3年半余り経ちますが、もはや当 different にとって、無くてはならないセレクトブランドの一つとなっています。
来るたびに新しい柄と出会える、素敵なコレクションを随時更新中のエイチトーキョー。
当店では、その毎回の入荷で、ハンカチのひと柄ずつを一点ものでセレクトしています。
つまり、その都度都度で、新しいハンカチが更新されていきますので、まさに出会いものな楽しみを感じていただけます。
最初のうちは、やはりニッチなアイテムでしたからね、ハンカチは。 やっぱり拘る人が少ない。
でも、だからこそ、良いんです。
普段はオモテに出ないけど、チラリと見せる仕草に、そのハンカチが、誰も持っていないようなオシャレなハンカチだったら、絶対にイケてますもんね。
買い物ついでの自分用から、ちょっとしたギフト、そしてガチのハンカチだけ求めにやってくる人 (笑)、
ウチでは、もう、老若男女問わずの、テッパンおすすめアイテム。
そして、洋服屋のウチだからこその、新たな可能性も、ハンカチにはあります。
これは、以前から個人的に温めていた企画なんですが、最近独りなもんで、ちょっと個人的にやってみました。
「セルフ・コラボレーション」と題して、H TOKYO と different KYOTO の、(勝手に?!)コラボレーションです。
jeans / Levi's 501 ¥vintage
15年ほど昔に買ったヴィンテージのリーバイスです。
当時は、ヴィンテージ・ブームも一段落して、この手のそこまで本格じゃないヴィンテージデニムが割りと手に入ったんですよね。
それでも一応セルヴィッチだし、それなりの雰囲気を持ったやつでした。
でも、なんかそういうのを有難がって穿くのは、ちょっと ”違う” なぁ、と思っていたんですよ。
で、バックポケットを剥いでました。
これは、当時まだ、一部のファッションスノッブだけが追いかけていた頃の マルジェラ の影響。
アーティザナルの ”0” ラインで、古着のジーンズなんかをリメイクして使っていた頃のマルジェラは、こうしてブランドが判るポケットなんかを剥いで、そのままデザインとして使っていたんですね。
当時は僕もそれなりに、”傾いて”ましたから、自分でヴィンテージをこうやって穿いていたんですねぇ。 でもいまや、なんでこんなことしたんやろ?と。
認めたくないものですね、自分自身の、若さゆえの過ちというものを。
H TOKYO のハンカチ生地を使って、ポケットをリメイクしました。
ポップな印象で、また新鮮です。
使ったハンカチは、こちらもヴィンテージのフィードサック生地。
1950〜60年代のアメリカで使われていた、小麦ななどを入れておく袋の生地です。
H TOKYO でも稀にしか出てこない希少な生地ですが、ジーンズのヴィンテージ具合と釣り合わせるため、あえて贅沢に使いました。
こういうパッチ・リメイクの基本は、本体との生地感との調和。厚手のものには厚手、薄いものには薄いもの、という風に生地感を揃えるのがミソです。
とはいえ、本来ハンカチとしてだけでも貴重なのに、この生地を使ったのは、まぁ、試作ということもあってなんですけどね。
貼り合わせる位置なども微妙にずらして、リメイク感を強調。
これはこれで、うまく出来上がったんじゃないかなぁ、と思っています。
割りと単体コーディネートになる、ダウンジャケットなんかと合わせる予定ですね。
なかなか、男の人は手芸なんかもしない(自分も含め)ので、生地だけ買うのは難しいですもんね。 でも、ハンカチぐらいの分量なら、こういうポケットやパッチなんかのサンプリングにはちょうど良い大きさでもあるんです。
調子に乗って、シャツの胸ポケットや、ニット・スウェットに肘パッチなど、勝手にコラボやっていこうかな、と思っていますが、お客さんにもどんどん提案したいですね。なんか良いアイデアがあったら、ぜひアドヴァイスください。
H TOKYO × different SELECTION の、リメイクにも適した、ハンカチラインナップを一部ご紹介です。
FEED SACK HANDKERCHIEF
¥3800+税〜
今回のリメイクで使ったのがコチラのハンカチ。
ヴィンテージ生地のため、入荷もごく少量で、無い時が多いですが、お客さんからのリクエストもあって、ある時は入れてます。
古布的な利用価値もあって、ハンカチ+α なアイテムは、贈り物にも良いと思います。
無い時が多いですが、言ってもらえれば、次回入荷時には押さえたりもできるので、お声掛けください。
Fabrick made in U.S.A
¥1500+税〜
メイドインUSAの生地は、地厚でしっかりしているので、メンズのハンカチとして大変使い勝手が良いですね。
また、ジーンズやニット・スウェットの類には、コレぐらいの生地感が必要。
総柄プリントのシリーズは、パッチなどにも使いやすいと思いますよ。
Fabrick made in U.S.A
¥1500+税〜
同じく、メイドインUSAのハンカチの、こちらはユニークなプリントのシリーズ。
お茶目でポップなプリントは、パッチのアクセントにもピッタリ。
ユーモアを楽しむ、大人の少年にお奨めしたいですね。
Fabrick made in Europe
¥2800+税〜
スペシャルなリメイク使いにするなら、ヨーロッパ系の特殊な生地ものなんかも良いですね。
イギリス・イタリア・スイスなどの、リネンや織柄のハンカチは生地感に雰囲気があります。
ニットの肘パッチなんかに使ったらオシャレでしょうね。
LIBERTY and so on.
¥1800+税〜
英・リバティや薄手のデザインプリントハンカチなんかは、シャツなどの薄手のもののリメイクに。
デザインが利いてますからね、オシャレ度が上がります。
ハンカチを使った、ちょっとしたリメイク。
生地量も使わないので、ちょっとした遊びにいいんじゃないでしょうか?
是非、一緒に遊びましょう。
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