octobre 11, 2014
MAISON KITSUNE
メゾン キツネ
M-65 style Safari Jacket
M-65 サファリ ジャケット
メゾンキツネ からも14AWの最終便が入荷。
今日はジャケットの紹介です。
メゾンキツネの M-65 スタイルのジャケットです。
メゾンキツネは、いわゆる新しいクリエイションを創り出すデザイナーではなく、古今東西の普遍的なアイテムを、現代のセンスで再編集する、編成の上手いブランドだと思います。
決して新しいアイテムではないんだけど、切り口とバランスが新しく、そしてPARISのエスプリを効かして、ほんの少しセンスアップする。
そんな服の打ち出しが、本当に巧みなブランド。
このM-65 ジャケットにも、そんなPARISのエスプリを効かした、キツネらしい逸品ジャケットになっていると思います。
いわゆるミリタリージャケットの代名詞的存在になっているM-65.
両胸・両裾にポケットの付いた、アメリカ陸軍御用達のジャケットですが、ここでは、そんな細かい話は置いといて、ホントにパリジャンが好きなんですよ、このM-65が。
オシャレなパリの男たちは、スノッブ（擦れている）な人たちが多く、当たり前のかっこ良さを好しとしません。
元来ミリタリーワークなこのM-65を、パリッと糊の利いたシャツとタイ、そしてウールスラックスに革靴なんかで合わせて、気取らなさを気取ったりしてるんですよ。
ただし、日本ではその使いやすさとトレンドも相まって、ここ10年〜から出尽くしちゃった感があります。 その当時は、猫も杓子もM-65でしたからね。
ただ、トレンドも一周まわると落ち着いて、また新しく感じるものです。
そんなタイミングを見計らって、あえてメゾンキツネは正統派M-65を出してきましたよ。
さらに、パリジャン仕様アップデートした、モダンベーシックなM-65として。
その辺のセンスが、やっぱりキツネにはあるんですよね。
シックな高密度チノクロスで落ち着いた印象の素材を使いました。
裏地は用いず、季節の汎用性も高めています。
決して特別なデザインは加えていないのに、それはもう、完全にセンス良くブラッシュアップされています。
前身はセットイン・スリーブで後ろ身はラグラン・スリーブという、スプリット・ラグランスリーブは、ステンカラーやトレンチなんかのコートに用いられる技法。
それを、このM-65にも落とし込んでいます。
さらに、袖口のベルトやサイドベントにも真鍮のプレッションボタン。
こういう細部にきらりと光るセンスがキツネ。
普通のアイテムを、一段・二段と磨き上げてブラッシュアップしていくんですよ。
されど、あくまで普通っていう。 そこがキツネのすごいところです。
MAISON KITSUNE
KML-1453 M-65 style SAFARI JACKET
COLOUR. TAUPE KAHKI
SIZE. S
￥45000 +税
こちらでも販売してますので、よかったらご覧ください。
→MAISON KITSUNE M-65 style Safari Jacket
【 MAISON KITSUNE （ メゾン キツネ ）
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