ミハラの 2013AW の新作となるシューズは、靴職人としてのミハラを再確認させる、オーセンティック且つこだわりの詰まった靴になっている。
デビュー以来10数年を経て、いまやパリコレクションでも常連となったミハラヤスヒロだが、2013AWには、そのコレクションから独立した、シューズのみのコレクションを確立した。
それは、あくまで 「靴職人」 であろうとする、ミハラヤスヒロ自身の矜持でもあるだろう。
今シーズン、 different でセレクトしたのは、あえて淡く色を乗せた OAK カラーの王道・外羽根プレーントゥ。
装飾は極力抑えこみ、存在感だけで語ろうとするその佇まいは、オトナのための正統派靴としての条件を満たしつつ、モードへのアプローチも決して否定しない。
ミハラヤスヒロ・シューズ としてのアイコニックなモデルとなっている。
シッカリと作り込まれたソールは、グッドイヤーウェルテッド。
当たり前の様に紹介されがちではあるが、メイドイン・ジャパンとして、ハンドメイドによるグッドイヤーは、量産のきかない非効率的なもの。
品質も追求する、シューズラインならではのディテールでもある。
存在感のあるフォルム・シルエットは、やはりミハラと言うべきだろう。
既存の紳士靴には無い、確固としたキャラクターが宿っている。
素材には徹底的にこだわっている。
最上質なレザーは、履き込むほどに味が出るのが間違いない。
特に、ミハラ自身が 「後染めで、上から黒や焦げ茶などを足しても良い」と、このOAKカラーをお薦めしている。
随所に手作業が入れられた、こだわりのディテールも見逃せない。
このソールサイドの意匠は、ミハラの初期の頃からのこだわりでもある。
「サイクルの速いファッション・コレクションからは独立した、ゆっくりとした時間軸で靴作りをしたい」という、ミハラの新たな、そして原点回帰の、靴作りへのアプローチに期待が高まる。
MIHARAYASUHIRO 外羽根プレーントゥ シューズ
col : OAK
size : 25h / 26 / 26h
price : ¥71400 (68000)
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