ひさしぶりに、洋服以外の話もしたらどうでしょう・・・
というリクエストにお応えして。
今回も少しのお付き合いの程、宜しくお願いします。
今回も、「take a book」 と題しまして、differentスタッフ H が、オススメする 本 をご紹介。
ファッションとは、それを着ている人の 中身 も含めたもの ですから。
『疾風伝説 特攻の拓 外伝〜Early Day's〜 』 (講談社) ¥533+税
原作 佐木飛朗斗 ・ 漫画 所 十三
今回は、あえての マンガ のご紹介。
90年代に連載された、「特攻の拓」の外伝となる本作は、 スターウォーズ的手法で、エピソード形式に時間を遡って新連載されているもの。
リアルタイムに「特攻」を読んでいた人には、おもわずくすぐられてしまう、アノ 天羽 ”セロニアス” が主役になってますよ。
最近は、映画でもマンガでも、そして、ファッションの世界でも、温故知新というか、過去の傑作からの系譜・焼き直しが多いような気がします。
それ自体は、悪いことではなく、むしろ本当に新しく生みかえらせることにより、過去のものもまた焦点が当てられ、良い効果を生んでいくのだと思います。
ファッションでも、新しいものだけでなく、ヴィンテージやアンティーク・過去の物を現代の最新のものとシンクロさせていってこそ、カッコ好くなったり、、、
そして、時代に左右されない、基礎の部分をしっかりと、その上でいろいろと味付けするコーディネートを。。。
当 different としては、そんなセレクトを、これからも心がけていきたいと思っています。
「あなたは違う」 とは、本当に個性的で信念のある人、まさに最高の褒め言葉となるのですから。
ところで、今回ご紹介の「特攻の拓 外伝」の1巻、見所は何と言っても、初期シリーズ(90年代の1st連載シリーズ)にはほとんど無かった、”夜叉神” の 鰐淵春樹 と 天羽 のガチ喧嘩。
マンガ内 最強 と思っていた 鰐淵 の (しかも ほとんどシーンは無く、雰囲気だけで) 喧嘩、10何年越しにみれて楽しめました。
思えば、連載当時から なんか曰くありげな 繋がり だったり、あいつとあいつは以前に、みたいな含みは多かったし、風呂敷広げたまんま放り投げたようなものも多かった( 那森須王みたいなキャラ) し、この外伝でそのへん掘り下げていくのかな?
とは言え、多分やっぱり、収拾のつかなさや ”痛みの感覚”が無い者同士のバトルと決着の曖昧さ、色んな意味で物語の ”含み” と ”甘さ” こそが 「ぶっ拓」 の醍醐味ですから、あまり考えずに、続刊を楽しみにします。
今回は、興味の無い人にはスミマセンでした m(_)m
ご意見 ご感想・リクエストなど、お待ちしております〜。
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