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février 15, 2012

take a book



たまには、洋服以外の話もしたらどうでしょう・・・

というリクエストにお応えして、お送りするこのコーナー。



前回、前々回と、「いいね!」もいただきまして(笑)、今回も少しのお付き合いをお願いします。




前回に続いて 今回も、「take a book」 と題しまして、differentスタッフ H が、最近読んだ 本 をご紹介。




ファッションとは、それを着ている人の 中身 も含めたもの ですから。




di20120215-001.jpg



『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』 (扶桑社) ¥1200+税 

みうらじゅん リリー・フランキー 著





びっくりするぐらい、どストレートなタイトルの、稀代の粋人 が語り合う 対談集となっている本書。
 


人生 とは? 生きる とは? という、全ての人に普遍のテーマに、人生の達人というか、肩の力の抜けた、お二人の(呑み屋での)対談に、こちらも、「なんだ、そうか」と一緒に肩の力を抜けること請け合いの、一冊です。
 






本編は、「人生」 「人間関係」 「仕事」 「生と死」 にまつわる対談(呑み屋での) を、章別にわけて語られます。




お二人の、いちいちのツボにはまるボキャブラリーを、いちいちに生真面目に注釈もつけられ、くだらなくも知識欲が刺激される、いかにも 粋人の会話 といった趣を堪能できます。






例えば、、、




L(リリー):『ららら……』ですよ、拓郎的には(笑)


M(みうら):「『人間なんて』って歌っておいて『ららら』で答えを出さないのはすごいね(笑)


L:そこをあえて言っちゃたら安っぽくなりますもんね。


M:そこはやっぱりボブ・ディラン先生の 『答えは風に舞っている』 手法だから。


L:拓郎は『ららら』って言うし、陽水さんは『ほっほ〜』ですもんね (笑)。 言わないっていう。






ほんのちょっとした、二人の会話なんですが(呑みながら!)、完璧に ”粋” ですよね〜。
 






もともと、二人とも大好きなキャラクターで、以前の出版物などそれなりに掘り起して読んでます。




二人に共通するのは、想像もつかない 色々な人生経験から、滲み出る 人生に対する 諦念 と 覚悟。






人生の先輩として、大いに刺激される言葉が満載です。






個人的には、最も共感した言葉、
 


「日本で 『酒もタバコもやらなくて百まで生きたバカがいた』 みたいなことを言ってたときに、ヨーロッパでは 『人生で禁じがたいものは酒と女と歌である』みたいな。 つまり 『なんでやらないの?』ってことだと思う」




という、リリーさんのセリフ。






古今東西、そして何百年も前から、皆考えることは同じ。
 


それでも、いろいろな経験をし、色々考えぬいて、それでこそ見えてくる、人生観。






お二人の、肩のチカラの抜けながらの、それでいて真摯な 人生観 に、刺激を受けずにはいられません。






人生の達人の、珠玉の対談集。






人生に、ちょっと肩のチカラを抜くのに、そして 考える のに、オススメです。










追伸: 皆さんも何かオススメの本があれば、どうぞ スタッフH まで教えてやってください。 色んな出会いに飢えてます。 どうぞ、店頭でも、メールでも、FACEBOOK でも。 お願いします〜。







different KYOTO by ANDYHOUSE

京都市中京区東洞院錦小路上る元竹田町639-1 友和ビル1F

OPEN 11:00 〜 20:00 水曜不定休
 
tel : 075 212 0233

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先日開設しました「different kyoto facebook」
過去のブログより、コーディネート写真をピックし、一覧にしてあります。

毎日の服選びの中の、ちょっとしたヒントにしていただければ幸いです。
 
 



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