マルタンマルジェラのエイズTシャツ。
2011年秋の新色が入荷しました。
1993年から、エイズへの問題提起と支援を呼びかける、コンセプトTシャツ。
現在までデザインも変わらず続けられる、もはや、プロジェクトとも言えます。
マルジェラのコレクションの中でも、これに関しては、絶対的な定番として、展開され続けています。
一時期は、そのブランド性から、このエイズTシャツだけが一人歩きしてしまい、ブランドのアイコンみたいになっていた時もありました。
しかし、そんなブーム性も沈静し、今こそサラリと着ていると、スタイルとコンセプト(意志)のある、元々マルジェラの思い描いていた、そんなTシャツになっていると思います。
毎回シーズンごとに、ボディとプリントに趣向が凝らされる、エイズTシャツ。
今季の新色は、インディゴの製品染め。
画像では伝わりきらないかも知れませんが、深〜いネイビーにチャコールが混ざったようなお色です。
秋冬コレクションで出されるエイズTシャツは、シックで使いやすい配色が多く、時期的なタイミングも相まって、毎回反応が早いです。
このTシャツに関しては、オシャレで着る、というより、コンセプトで着るという感じではないでしょうか?
意識しすぎず、当たり前に自然と、自分の中でも定番で着ているだけのTシャツ。
そんなエイズTシャツがカッコイイです。
MARTIN MARGIELA マルタンマルジェラ
エイズTシャツ 2011AW
¥11550
蛇足ですが、、、
以前にもブログで書いたのですが、今ではすっかり当たり前になったチャリティのTシャツというモノ。
特に、今年は、震災も相まって、本当に様々なチャリティTシャツが、洋服ブランド・ミュージシャン・などなどから出されました。
本当に良いことだと思います。
だけど、それって続けていますか?
そういうものは、継続してこそ、力となり意志となるもの。
一時と比べ、チャリティTシャツ、最近見かけなくなってきた気がします。
その時だけの、ノリで、チャリティTシャツなどするのなら、宣伝(売名行為)や、商品としてのTシャツと変わらない。
のでは、ないでしょうか?
チャリティとは、けっして、ファッションや購買動機・販促ではないはずです。
そういうものは、やり始めたらやり続ける、一時の流行じゃなくて、覚悟と意志を持ってしなければならないと思います。
そういう意味で、マルジェラの、不変に続けられるエイズTシャツこそ、真のチャリティの、志しを持ったTシャツです。
とは言え、あまり難しく考え過ぎず、頭の片隅に、常に恒に持っておく事。
それが、大きな一歩です。
different KYOTO by ANDYHOUSE
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