ずっと探していた一本でした。
去年の冬、淡いブルーにまで色落ちした古着のリーバイス501を購入し、
これでもかというほどに、穿き倒しました。
どうしてもダークトーン一辺倒になりがちな冬のスタイル。
そこにインディゴではなく、淡いブルーのデニムを・・・
そうすることで冬のスタイルにハズシ感、ヌケ感、こなれ感・・・なんといいますか、
“着こなしている”感が出るのです。
良い意味でのダサさが、最高にカッコ良くて・・・
その冬、最も多くの日々を過ごした一本になりました。
そしてその冬の終わりに、ミラノのアクネで出会った一本。
“Mic Le light”
古着のリーバイスに足りなかった要素、
それはデザインではなく、“洗練されたシルエット”
一目見た時、完全にやられました。
アクネの定番であり、ファーストモデル『Mic』
そぎ落とされたデザイン、
洗練されたストレートシルエットからは、
「本当に良さがわかる人にだけ穿いてほしい。」
そんなアクネの姿勢が伝わってきます。
あえて濃淡をつけず、いわゆるヒゲも作らず、フラットな色落ち感。
それがクリーンな印象を与え、さまざまなスタイルに対応させるのです。
古着のデニムでは、こうはなりません。
今やデニムブランドのブランドアピールに使用される、
バックポケット上のステッチ。
それすらアクネのデニムにはありません。
アクネのスタッフ曰く、アクネのデニムを広めるのは、
「広告よりも何よりも、アクネのデニムを穿く、その人自身」
なのだそうです。
それはアクネがジーンズを作り始めたきっかけともリンクしていたり・・・。
その話の詳細は店頭にてお尋ねください。
Acne
Mic Le light
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