江戸時代に使用されていた、「火消し」半纏からヒントを得て、 現代に甦らせた染めの技法を用いたsixeのオリジナル素材、”エドグロ(江戸黒)”
sixeの1stコレクションから型を変えながら継続している素材です。
日本で使用されている本藍は何度染めて酸化させても”藍色” にしかならない為、江戸時代の人々は「鉄焙煎」することによって「鉄紺」と呼ばれる濃色のインディゴを染め上げていました。
その技法を、特殊な染色で現代に甦らせ、 いわゆるインディゴとは異なる、穿きこんで色が褪せても”濃紺”が残る素材が”エドグロ”です。
sixeファンにはお馴染みの素材ですが、 穿き込んでいくと本当に格好好くなっていきます。
”エドグロ”生地を使った、今シーズンの新作ジーンズは、 今までのsixeのラインに比べると、やや太めのシルエット。
実は、今シーズン、あくまで私見ですが、 ボトムスはややボリュームのある太めシルエットがキています。
丁度いいボリュームの、丁度いいモード加減。 sixeも新シーズンがスタートしました。
後ろから見ると、ややワイドなシルエットが、よりハッキリ出ます。 今季にはお尻下のゆるく余った感じがすごくカッコよく感じます。
今シーズン、sixeは「原点回帰」を掲げ、 より深く自らを見つめなおした、内から出づるコレクションを展開。こだわり抜いたスタイルが、今の時代にばっちり合います。
”エドグロ”は最初はノンウォッシュの状態。 穿きこんでいくうちに色落ちしていくのですが、紺が残りながら色がうすくなっていく、鉄紺の色落ちは、ならではです。
ヒップ周りの作り込みも、sixeのこだわりが。 バックヨークのステッチやベルトループ、サスペンダーボタンやV割れなど、男のワークウェアに造詣の深いsixe。 ジーンズは特に特長がでています。
sixeはデビュー以来ディフェランで扱っていますが、 一番初期に買った人の”エドグロ”デニムは、本当に穿き込まれて、いいアジが出て、格好好かったです。
ボトムスはコーディネイトの肝要、 今季は特に太めのルーズフィットが気になります。(個人的にも、今シーズン最初のパンツはマルタンのアナトミックパンツを買いました。)
sixeのエドグロ・ジーンズ、この秋のスタイルにどうぞ。
sixe エドグロ・ジーンズ ¥19,950.