コーディネイトを大きく左右するのは、ボトムス(下半身)の選び方です。スタイルの傾向から季節感まで、まずはボトムスを、 春に先駆けてプッシュしていきたいと思います。
<シックス>の、春の新定番と言える、シルク混の、股上浅めのイージーパンツを、 先日入荷したばかりの<ミハラヤスヒロ>のキャンバスシューズとあわせて。
「アーティストの休日」のような、力を抜きながらもモードな、ボトムス(下半身)です。
イージーパンツのリラックス感を残しながら、シュッとシャープな、モード感バッチリのシルエットです。<シックス>ではこれまでも、 素材を変えながら提案し続けているこの、『カッコ良いイージーパンツ』。一度定番にすると、やみつきになりますよ。
イージーパンツ特有の腰紐。ウェスト周りのパイピングもポイントになります。
生地をバイアス(斜め)に使っていて、織目が内側に向かって斜めに走っているのが見えますか?脚をシャープに見せる視覚効果と、 贅沢な生地使いになっています。
ポケットの淵もパイピングで処理しています。パンツ単品にデザインのポイントがあるので、シンプルなコーディネイトで十分決まります。
生地はコットンにシルクが混紡されています。高級感ある素材感なので、腰紐イージーパンツでもジャージィーみたいになりません。
股上は浅く、ウェスト位置は”お尻の山”で合わせる感じ。そうすることでこの後ろ姿のような、シュッとしたラインが出るのです。よく、 ヨーロッパのファッションモデルたちが、OFFの時にやっているようなスタイルです。
足元にはこんな感じで、<ミハラヤスヒロ>のストレートチップは、カッチリすぎず抜きすぎずの、本当に程よい加減です。
奇しくも、2ブランドとも20世紀初頭のアーティストをイメージしたコレクション。時代にフィットする、 力を抜きながらのカッコ好さです。
この味の出加減。ヤバイです、ハッキリ言うて。。。
今季もParisで絶賛を浴びた、日本が誇るシューズデザイナー<ミハラヤスヒロ>の粋がつまっています。
下半身のコーディネイトで、全体のスタイル・コンセプトが決まります。「抜きすぎず」の余裕のあるモードスタイルは、 今季のディフェランのおすすめスタイルでもあります。春に向けて、今年はまず下半身から攻めてみてはどうでしょうか?
sixe EASY PANTS ¥35,700.
MIHARAYASUHIRO canvas shoes ¥39,900.