こんなご時世だからこそ、ただ「良いモノです」というだけのスタイルでは、通じなくなっているような気がしています。
私共では、よりもっと毎日を楽しむ人のスタイルを、ちょっとだけテンションを上げていけるスタイルを、 提案していきたいと想っています。
まず第一弾は、昨年来じわじわと盛り上がってきている「ライダース」を、シャツ代わりにインナーへコーディネイトした、 春先一番のスタイリングです。
<マルタンマルジェラ14>の定番ライダースをフィーチャーして、ディフェラン流のスタイリングです。
ライダースといえば、<マルタンマルジェラ>の「ビッグジップ・ライダース」は、その変わらぬスタイルながら、少しも古びれない、 ある種『完璧』なライダース。今回は”14”ラインから、コットンキャンバスの新バージョンが出ました。
ライダースは、もちろん身体にビッタリに、タイトに着て、”敢えて”インナーに持ってきて、 春らしい軽めのポリエステルナイロンのトレンチコートを羽織りました。
今年に入って、Parisの展示会などで、オシャレスノッブの間でたまに見かけたライダース・インのスタイルを、「それならば、、、」 と応用してみました。
<マルジェラ>の定番デザインだからこそ、”敢えて”見えるか見えないかのスタイリング。
もちろんコートを脱いでも。春先のこの時期、気温の変化が激しく、なかなかムツカシイ温度調整も、このスタイルならバッチリです。
さらに、レザー・バージョンもあります。完璧にカッコイイです。ファッションのあらゆるジャンルに、普遍の価値観を持つ、 この<ビッグジップ・ライダース>。普通のライダースに見せかけて、サラリと着る。本当に服の”才能” のある人だけが着れるライダースですね。
アンディハウスの完全オリジナルの<StealthWealth>のトレンチコートも、非常に優秀です。 ポリエステルナイロンのこの生地は撥水性も非常に高く、天候の変わりやすい今時期にピッタリ。ビジネスにも使えます。 毎年この時期に着るものにお悩みの方には、是非ともお勧めします。
ボトムスと足元には、遠慮なく春のイメージを入れてみました。リーバイスの”古着501”は、永遠不滅の大定番。 さらに足元に<ミハラヤスヒロ>のホワイトシューズで、モードと古着、時代性もミックスした、独特のコーディネイトに。 ロールアップに白靴は、この春やってみたいスタイルです。
マルジェラのライダースは、ホントにカッコイイ、僕らにとっても憧れのアイテムです。『服の才能のある人』と書きましたが、 いつまで経っても同じ価値観、完璧であり続けるこのライダースは、逆に『才能のあるライダース』とも言えるかもしれませんね。
マルタンマルジェラ14 ビッグジップ・ライダース(キャンバス) ¥183,750.
マルタンマルジェラ14 ビッグジップ・ライダース(レザー) ¥294,000.
ステルスウェルス ポリエステル・トレンチコート ¥39,900.
リーバイス 501(古着) 7,140.
ミハラヤスヒロ ピッグスキンシューズ ¥39,900.
モノも溢れている世の中、他ではない自分たちだけの、此処でしかないオリジナルのスタイルを、 たとえばコーディネイトを通してお伝えできれば、と、そんな想いでいます。少しでも、皆様の毎日の楽しみを増やせれば、 こんなに嬉しいことはありません。