ディフェランの誇る、強力セレクトの布陣の中でも、メインは張らないが、小気味の良いフットワークと存在感で、 無くてはならない『名わき役』ブランド、<エニィウェア・アウトオブ・ザ・ワールド>。
前回の『6枚付け替え襟シャツ』も記憶に新しいなか、またまた、やっちゃいました。な、シャツです。
前身ごろに、色々なパターンの古布(古い着物地)をパッチワークし、その他のボディ部分は”本藍染め” した綿キャンブリックを使用したシャツです。
古い着物地が持つ独特の雰囲気、和風というのか洋風なのか。。。京都らしい、まさにディフェランに打ってつけのシャツでしょう?
フロント部分、背裏のあて布に古布(着物地)を使用しています。古布の、時代を超越した雰囲気、またこれがモダンにも見えます。
非常に希少な生地を使っているため、一点いってんがヴィンテージ。同じ物は二つとありません。
台襟・剣ボロのボタンには、<エニィウェア>らしい包みのスナップボタン。赤で包んだスナップボタンが、 小粒でもピリリと利いていますね。
本藍染めによる、”アタリ”も非常に好い感じです。和装モードなシャツは、あなたならどう着こなしますか?
背面はシンプルに、本藍一色で。シャツ一枚で十分な存在感を放ちます。
インナーにも単品でも、どちらも持って来い。ちなみに、シルエットはボックス風のベーシックなスタイルです。「ギャルソン・シャツ」 のように使ってもらえるとありがたいです。
あらためて、この古布のパッチワークを。今見ても、モダンな生地パターンですね。
元々、ファブリック(素材)畑のキャリアをもつ、デザイナー前田さん。<エニィウェア>の真骨頂は、 このようなファブリックからインスピレーションされる服創りです。
<エニィウェア>の本領発揮、と言えるシャツです。
Anywhere Out of the World パッチワーク・シャツ ¥33,600.