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常々ディフェランでは、ファッションのコンセプトとして「楽しむこと」というものをこころがけています。

コーディネートがうまくいくと楽しいですし、落ち込んだときもあえてオシャレをして気分を上げる、 こんな時代だからこそ毎日をもったいなくない様に、ファッションでも楽しみたいものです。

 

ディフェランでは、そんな「服好き」たちの提案する、スタイル・コーディネートを『different mix style ディフェラン・ミックス・スタイル』として、紹介していければと思っています。

 

今回は、スワロフスキーを使った断然キャラクターが出るクールライプのハットをフィーチャーして、 ちょっとアーミッシュで雰囲気のある、まるで吟遊詩人（詩吟の人じゃないですよ）のようなコーディネートをご紹介します。

 

裏キーワードは『太陽と月に背いて』。ディフェラン・ミックス・スタイルです。

 

sixeのチェスターフィールド・コートは、コットン素材の上にコーティングをかけた、ヌメっとした質感が印象的です。 シルエットは極限まで洗練された細身で、ジャケット代わりに羽織れるコート。 袖などに採られたダーツでクシュクシュ感を出しているのが今季の特徴です。

そんなに厚手ではないので、今時期など季節の変わり目に丁度良く、さらにコーティングの効果で風も通さず真冬もいけるコートです。

ｓｉｘｅ　￥６５，１００．

 

インナーには、あえてのジレとクレリックシャツ、エニィウェア・アウト・オブ・ザ・ワールドです。

ウールのパッチワークがなんとも目を引くジレは、クラシック感がバランス良くコーディネート映えします。 インナーのチェックシャツもエニィウェア得意のピンタック加工が施され、単品でもＯＫ！このブランドのシャツは本当にオススメです。

「Anywhere out of the world」というブランド名が、「この世界以外の何処へでも！」というアルチュール・ ランボーがパリを脱出するときに言った言葉なのです。

Anywhere Out of the World  ジレ￥２７，３００．　　シャツ￥１８， ９００．

 

ｓｉｘｅのコートと同じコーティング生地を使った、シリーズのエプロン・パンツが全体の雰囲気をモードにグレードアップ。 イージーパンツのシルエットなのですが、にぶい光沢感がスタイリッシュに仕上げて、エプロンもうまく効いています。 腰で垂らしたエプロンの紐や、エプロンにもポケットが付いており、パンツが主役にもなります。 白シャツなどでパリのカフェのギャルソンみたいに合わせても楽しそう。

ｓｉｘｅ　￥３３，６００．

 

ミハラヤスヒロのエンジニアブーツを足元へ持ってくるのが、まさにミックス・スタイル！ハードに合わせられがちなエンジニアを、 あえてブーツインさせずにすっきりと合わせるとまた全然違った顔が現れます。ディア（鹿）レザーで、 しかも表面をランダムに虎刈りにした仕上げなので、スッキリしながらも存在感が出るのです。流石、ミハラヤスヒロならではですね。

ＭＩＨＡＲＡＹＡＳＵＨＩＲＯ　￥６８，２５０．

 

そして、今回のポイントとして、クールライプのスワロフスキーを使ったハットです。 帽子はあくまでコーディネートの主役ではないのですが、いなければ寂しい、じつは名バイプレーヤー（脇役）なのです。主役を喰う、 名演技の助演って最高にカッコイイですよね。

ｃｏｅｕｒ ｒｉｐｅ  ￥３５，７００．