さてさて本日は新ブランドの新アイテムをご紹介します。
このブランド、HAAG (ハーグ) と言いまして日本のブランドであります。
まだまだ小さいメゾンではありますが、一つ一つこだわりを持ってモノ造りをしておりまして
特に今日ご紹介するスウェットは、個人的にツボを突かれてしまった感アリアリでして。
はい、大変地味ではありますが、なんかかわいい、なんか違うぞな一品なのです。
はい、大変シンプルな長袖クルーネックスウェットなのですが......
先ず用いている生地、HAAG (ハーグ) さんは三重県のスマイルコットン社の
素材を用いて造られております。
糸は本来、「わたの繊維」を撚る事によって作られます。
この撚りを戻して「わた」のようなやわらかい 風合いを作り出し、
撚ってあった時の「撚りぐせ」つまり「繊維のちぢれ」が残るように戻しています。
つまり、糸を構成する繊維と繊維の空間を作り出し、
この空間が、ふんわりと軽い着心地や保温力を高めてくれて、汗を吸いやすくしているのです。
肌触り、吸水性も良く、かつ乾きやすい素材、それがスマイルコットンなのです。
そのようにして作られたアイテムは当然柔らかく、軽く、肌馴染みも良いのはもちろん、
洗って着込むごとに表情も出てきて、つまり着れば着るほど.....なのです。
前身頃、リブ風な生地と切り替えになっています。
本当、ちょっとしたデザインの変化なのですが、コレだけで表情が変わり、
単調な雰囲気は払拭されるのです。
コレまた細かいポイントなのですが、襟ぐりの形も良いです。
クルーネックと言うよりも、ほんの少し横空きでして。
狭ーいボートネックと申しますか。
とにかく、首筋をきれいに上品に映してくれます。
(こういうところにこだわりきれてないアイテムがどれだけ多いことか)
脇も裁断→切り替えが施されています。
なので実際は少しゆとりのあるデザインなのに、正面からの映りは意外とほっそり。
まるでアクネやフィナモレのアイテムのよう。
画像ではデニムに合わせてカジュアルになっちゃってますが、個人的にはウールやツイード、
またはシルクやヴィスコースなどのキレイめ生地のボトムスと合わせてもらって
上品に着こなしてもらいたいです。
シャツインに着て、襟出したりとか。
ハイゲージニットの代わりで、みたいな。
もちろん楽チンにカジュアルに着ていただいても良いのですが、
そこで終わらない、汎用性があるアイテムかと。
かなり、オススメです!
お色目はネイビーとライトグレーの2色です。
HAAG (ハーグ) スウェットカットソー
¥14000 +税
夏も終わり、な雰囲気ですね。
明日から9月!