80 / 2 Organic Cotton Selvedge Gabardine
世界には名作と呼ばれる生地がたくさんあるが、
その代表格の一つが「ギャバジン」。
19世紀末に英国で開発されたこの生地は、
当時レインウェア用として多く使われていたゴム引きや、
オイルクロスなどに比べ、通気性が良くて、
軽くしなやかな革新的機能素材であった。
第一次世界大戦中には、コットンギャバジンを使って、
100年後の今でも愛されているトレンチコートが作り出され、
その姿は現在もほとんど変わってない。
糸の段階で染色と撥水処理を施し、
経糸本数を多くして高密度に織りあげた生地は
ドレープ感があって綾目がキリッと立ち、
光の当たり具合で色目が変化する玉虫効果の美しさを持っていて、
耐久性に優れた素晴らしい生地だ。
そんな本物のギャバジンを作るに当たって、選んだ原料は
インドのオーガニックコットン。
バリエーションのあるコート用ギャバジンの中でも
薄手でドレープ感の美しい80番手の物を作るため、
細番手が引ける超長綿の良い原料を選び国内で紡績した。
出来上がった糸には染とガス焼きを施した。
先染めによる色の豊かさとガス焼きの光沢感が
出来上がる生地を美しくする。
生地を織ったのは静岡県掛川市にある「カネタ織物」。
お茶の産地として名高い掛川は天竜川を越えた浜松まで広がる
「遠州縞」の産地として江戸時代から綿織物で栄えた土地でもある。
ここで1957年に創業した同社は古いシャトル織機を使った
高密度な織物を得意とする高い技術力を持った機場だ。
高規格な打ち込みと両立するドレープ感、どこか膨らみを感じる手触りは
シャトル織機だからこそ出来る生地である。
古い阪本式管替式自動織機をメンテナスしながら最高の状態で使い、
卓越した技術で織りあげたことで素晴らしい生地が出来た。
良い原料を卓越した技術で織り上げた生地は
何十年経っても着られる洋服になる。 〜Text 石川俊介〜
上記解説によるコットンギャバジン生地と染色していない
ナチュラルなアルパカの毛を使いチェック柄を織り上げた生地を
背中に使用したスポーツジャケットです。
チェック生地に使用している毛糸は稀少な有色アルパカで
自然の色のまま利用しています。
チェック柄に用いている色も全て染めていません。
稀少な原料アルパカの紡績を得意とする尾張一宮の東和毛織で糸にし、
古い織機で織っています。経糸にもアルパカを使うアルパカ100%は
織り上げるのが非常に難しく世界的にみても稀少な生地です。
出来上がった生地に触れると染めていないアルパカの柔らかさを実感でき、
滑らかな肌触りと豊かな膨らみの素晴らしさがお分かりいただけます。
地球の裏側ペルーから届いた稀少なアルパカを日本に残る古い技術で織りあげた
素晴らしいテキスタイルに仕上がっています。
襟の使い方次第で立ち襟(シングルライダース風)や
正常のレギュラーな襟としても着用できるデザイン。
ラグランスリーブで少しリラックスしたシルエット。
他のブランドにはないこだわりの生地を使用した
唯一無二のスポーツジャケットです。
個人的には、英国アウターブランド「グレンフェル」のブルゾンに
現在の気分を上手く取り入れたデザインのように思えます。
さすが石川さんです。
Text テクストはレディースサイズからメンズサイズまで展開しています。
Marka, MARKAWAREにご興味のある貴女、
ぜひこの機会にチャレンジしてみて下さい!
Text テクスト
Sports Jacket スポーツジャケット
カラー:Beige ベージュ
SIZE:レディースサイズ〜メンズサイズ
¥68,000 + TAX
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