世界には名作と言われる生地が沢山あるが、その代表格の一つが「ギャバジン」。
19世紀末に英国で開発されたこの生地は、当時レインウェア用として使われていた
ゴム引きやオイルドなどに比べ通気性が良く、軽くてしなやかな革新的機能素材であった。
第一次世界大戦中には、コットンギャバジンを使って、
100年後の今でも愛されているトレンチコートが作りだされ、
その姿は現在もほとんど変わっていない。糸の段階で染色と撥水処理を施し、
経糸本数を多くして高密度に織り上げた生地はドレープ感があって綾目がキリッと立ち、
光の当たり具合で色目が変化する玉虫効果の美しさを持っていて、
耐久性に優れた素晴らしい生地だ。
そんな本物のギャバジンを作るに当たって、選んだ原料はインドのオーガニックコットン。
バリエーションのあるコート用ギャバジンの中でも薄手で
ドレープ感の美しい80番手のものを作るため、
細番手が引ける超長綿の良い原料を選び国内で紡績した。
出来上がった糸には染めとガス焼きを施した。
先染めによる色の豊かさとガス焼きの光沢感が出来上がる生地を美しくする。
生地を織ったのは静岡県掛川市のカネタ織物。
古いシャトル織機を使った高密度な織物を得意とする高い技術力を持った機場(はたば)だ。
高規格な打ち込みと両立するドレープ感、
どこか膨らみを感じる手触りはシャトル織機だからこそできる生地である。
古い阪本式管替式自動織機をメンテナンスしながら最高の状態で使い、
卓越した技術で織り上げたことで素晴らしい生地ができた。
この肉感のギャバジンは夏を除くスリーシーズン着られるアイテムが作れる。
そして丈夫な生地は長持ちするので、10年20年と古着のような風格が出るまで着て欲しい。
細番手が引ける超長綿の良い原料を選び国内で紡績、
出来上がった糸には染めとガス焼きを施すことで先染めによる色の豊さと
ガス焼きの光沢感を与えています。生地を織ったのは静岡県掛川市のカネタ織物。
古いシャトル織機を使った高密度な織物を得意とする高い技術力を持ったこの機場で、
高密度な打ち込みと、どこか膨らみを感じる生地を作りました。
そんな生地を使い作り上げたトレンチコートは
たっぷりと用尺をとった体を包み込んでくれるサイズ感、
生地の持つドレープ感のよく分かる美しいシルエットです。
襟は内側に入れ込むことでスタンドカラーでの着用もできる仕様となっています。
インナー次第で夏以外スリーシーズンの着用ができる、丈夫な生地のこのコートは
ぜひ10年20年と古着のような風格が出るまで着ていただきたいアイテムです。
Text ♂♀
80/2 Organic Cotton Selvage Gabardine Trench Coat
80/2オーガニックコットン セルビッチギャバジン トレンチコート
カラー:ベージュ
レディースサイズ
¥94,000 + TAX
通販希望や在庫の確認など、お気軽にお問い合わせ下さい。
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