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2019年07月26日

Text 「Natural Indigo Selvage Organic Denim 13.5oz」



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ジーンズが環境に与える問題が取り沙汰されて、
環境に悪いアイテムの代表のような扱いになってしまった。
ポイントはいくつかある。


一つ目は原料の問題。
綿栽培には非常に多くの農薬と水を使い産地の環境に悪影響を与える。
また遺伝子組み換えコットンが多く、その影響は未知だ。


二つ目は染色の問題。
あの色を出すには多くて10回程度の染色工程を必要とする。
水を大量に使うとともに、合成インディゴ染料による水質汚染も問題となる。


三つめは仕上げ。
きれいに縮まず捻れない生地にするためには大量の薬品と水を使って加工する。


四つ目は製品加工。
多くのデニム商品は縫い上げた後に洗いや脱色などの加工を行うので、
ここでも大量の水と有害な薬品を使用する。


今、世界中のメーカーが環境問題への取り組みを進める中で、
私たちが岡山県井原市のデニムメーカーに依頼して作ったのがこのデニム。
おそらく世界初めての生地だ。


原料にはオーガニックコットンを使用した。
非遺伝子組み換えの種子をオーガニック認証農園で栽培した綿だ。
この原料で作った糸をインド産の本藍で染めた。
合成インディゴに比べて環境に与える影響が格段に少ない。
さらに一定期間排水槽に貯め、沈殿物を取り除いた後に処理をしてから排水する。
そして製品への後加工は施していない。
こうして従来のデニム製品に比べて環境に与える影響を少なくしたデニムが出来た。
ただしいくら環境に良くても楽しめないデニムでは意味がない。
通常本藍染は枷(かせ)で染められるが、この染め方では糸の芯まで染まってしまい、
デニム特有の色落ちが楽しめない。
そこで、糸の中まで染まらずに色落ちが楽しめる
ロープ染色で藍染した(これが出来る工場はとても少ない)。
製織には豊田のG10シャトル織機を使って「セルビッチデニム」にしているので、
より良い色落ちになる。
罪悪感なく堂々と履けるデニムが出来たと思う。 〜S・ISHIKAWA〜




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Text
Natural Indigo Selvage Organic Denim 13.5oz
カバーオールジャケット
5ポケットパンツ


それでは週末のご来店お待ち致しております。




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