WHOLE GARMENT = ホールガーメント
和歌山の島精機さんが開発した無縫製ニット編み機により編み立てられたニット。
コンピュターでプログラミングされたデータを編み機に入力、転送。
(当方が見たところ、なんとびっくりフロッピーでした)
すると、まるでプリンターから写真画像が出力されるかのごとくニットが編み機から出てくるです!
その編み機がこれ! 無茶苦茶高価な機械です。
そしてコチラから編み出し(編立)がどのように行われているかご覧下さい。
*上記画像をクリックしていただくと編み上ってくる動画がご覧いただけます。
この機械の良いところは、
無駄な毛糸が発生しない。そしてゴミが出ない。
通常のニットが製品になるには、左右両袖、ボディー、ネック回りのリブ
それらをそれぞれ編立て、最後にミシンでつなぎ合わせるのですが、
その際には必ず余分な部分が切り取られます。
また、それらを行う作業、手間、そして時間が削減されます。
寂しい話、どの工場に行って人手不足という話をよく耳にします。
そんな斜陽産業にとってこの「ホールガーメント編み機」は一石を投じる機械になる?
効率を求めるだけでなく、そんな期待を込められた編み機のようです。
機械のうんちくはこのくらいにして一番大事な製品についてです。
近年、冬といっても「暖冬」。つまりあまり寒くない冬が続いています。
洋服の流行は読めても、気候の予想は読めません。
それなら、暖冬、寒波いずれにも対応出来る商品を作ったらどうだろうか?
という発想から生まれたニットがこちらです。
四枚のニットではありません。
一枚で四通りの着方が楽しめるニットなのです!
ピザで言うなら、1枚のピザに4種類のチーズが乗ったクアトロフォルマッジ。
ネイビーの下にターコイズブルー(エメラルド)を
レイヤードしてまずは1通り。
上の逆バージョン。ターコイズブルー(エメラルド)を上にして
ネイビーを下にレイヤードして2通り。
ネイビー、ターコイズ(エメラルド)それぞれを切り離すことが出来るので
ネイビー単体で3通り。
ターコイズ(エメラルド)単体で4通り。
上質な細番手のメリノウールで編み立てているので肌触りは最高です。
タートルネックよりも少し低めの高さに設定した「ミドル丈」なので
首回りに自然なシワが雰囲気よく出ます。
またウール独特のチクチク感も感じさせません。
また、袖口、裾口は自然とロールしてくるような設計にしておりますので
一般的なリブ始末を施したそれとは異なったリラックス感があります。
先に述べました通り、寒かったら重ねて。そうでなかったら切り離して。
これさえあればいかなる冬でも・・・・・・・・。
展開カラーは上記のネイビー×ターコイズ(エメラルド)と
ごめんなさい、時間がなく画像が撮れませんでしたが
ウッド(霜降りグレーベージュ)×ボルドー(ワイン)の2色展開。
2色を購入してオリジナル配色を生み出してしまうお客様も既にいらっしゃいます。
サイズ展開はレディースサイズからメンズサイズまで揃えています。
11月に入り気温も下がって来ました。
この週末、ぜひ店頭で手に取って確かめてみてください。
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WHOLE GARMENT DOUBLE KNIT ♂♀
¥21000 + TAX
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