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2012年01月19日

JACK SPADE JOURNAL Vol3 始まりのはじまり。

JACK SPADEからフリーペーパーの3号が届きました!


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ジャック・スペードの歴史は、『実用的なアイテムは、スタイリッシュにも
機能的にもなりうる』というアイデアをもとに、1996年ウォーレンストリート
にあった工場から始まった。


ワックスウェア生地と地厚なキャンバス地を使い、いくつかのバックを作るのを
繰り返し、友人達にバックに関するフィードバックをもらい、変更を加えながら
シンプルな形のラインを開発していった。


その結果、実用的なバックを実際に使う人々からフィードバックをもらってみては
どうか?


ジャック・スペードは、1997年にハードウェアーショップで初めて売られた。
以来、ニューヨークのスタンダードとして街の男たちから愛され続けている。


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物事には必ず始まりがある。どんな有名なアーティストだろうが、巨大な
企業だろうが、必ず何もないところからスタートをした始まりがあるのだ。
それは自分が好きなものが何で、どんなものを作りたいか?アイデアを
練り、コンセプトをまとめるところから始まる。一度動き出したら進路を
変えるのは難しい。まずしっかりと自分達が何者なのかを知る。
それがしっかりできたものだけが、この社会の中で生きていけるのだ。


時代の情勢に合わせて臨機応変に対応していくことは大事だが、自分という
ものが誰だか知らないものは、そのうち自分を見失い、やがて消えていく運命
になる。自分の考えに固執して、周りの状況が見えなくなるのも問題だが、
しっかりとしたコンセプトを持ち、そこからブレないということが何よりも大切
なのだ。コンセプトというのは樹の幹のようなものだ。どっしりと根を張り、
太い幹を持っておけば、どんな嵐にも耐えられる。そしてそこから自由に枝
を伸ばすことができるのだ。周りにライバルの幹が多ければ日差しを目指して
より高く幹を伸ばし、枝をそこから広げればいい。


ニューヨーク。あらゆるものが消費され、新しいものが生まれては消えていく
この大都会でジャック・スペードは生まれた。新しいクラシックとして街の定番
となったブランドにも始まりはあった。主人公はニューヨークのアイコンとして
あらゆるメディアに引っ張りだされるアンディ・スペードとカバンデザイナーとして
ブランドの基礎を作った現ポスタルコのマイク・エーブルソン。
彼等は議論し、スケッチを描き、写真を撮り街を歩きながらコンセプトを煮詰め、
時代の流れに消費されないブランドを築き上げた。
ジャック・スペードを深く理解するためだけだはなく、これから自分で何かを
始めるという人に役に立つ、ジャック・スペード・ジャーナル第3号目です。


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